BERNINAミシンレポ Vol,1

知人からBERNINAミシンをお借りしたので衣装製作というよりもミシンのレポートです。
洋裁経験があるわけでもなく、ほぼ独学と気合で衣装を作ってきた私ですが
衣装の知識とか綺麗さではなくて、あくまでもミシンの使用感のレポートということですよ〜。

私、恥ずかしながら家庭科の成績は2とか3でした。勿論、コスプレイヤーになるまではミシンを触ったことも殆どありません(・∀・)ドヤァ!
でもド素人からスタートして、今では拙いながらもそこそこ満足できるものが作れるようになりました。
これからミシンを始める人も、コスプレしてるけど自作なんて無理って人も、好きこそ物の上手なれ。
成せば成る。成さねば成らぬ何事も。ですよ。
時間を掛けて焦らずゆっくり作れば、誰でも衣装を作れるようになります。最初はダメでも次はもっと上手になります!
私だって出来たんだから大丈夫ヽ(゚∀゚)ノ 自作コスプレがんばろーぜ!

型紙についてや細かいところは端折ってますが、一着の衣装が出来るまでのミシンの使い心地をレポートしていきます。
製作衣装は、サクラ大戦V ダイアナ=カプリスのワンピースです。

BERNINA
BERNINAミシンはスイスのミシンメーカーさんです。

お借りしたミシンは、「ベルニナ215

まずは内容物と付属品の確認です。

ミシン本体
説明書
作業テーブル
フットペダル
電源コード
ポーチ
 (中にリッパーや糸巻き留め、工具、数種類の押さえ金などが入っています)
ミシン収納用のナイロンバッグ
保証書

フットペダルはオプションで手元に変更も出来るようですよ。
床に座って作業する方はフットペダルよりも
手元の方がいいかもしれませんね。

作業台はハニカム構造のプラスチックの板をはめ込みます。
下の垂直釜のところは見えるようにクリアになってます。
着脱も簡単だし、元々の台はとてもスリムなので筒縫いの時などは楽ですね。

思ったよりもミシンがコンパクト。
自分の使っている電子ミシンと比較すると、
サイズは小さいのに重さはこちらの方があります。
コンピューターの分ですかね。
本体にガッチリ持ち手がついてるので移動は安心。

収納用のバッグがいいです。
私の電子ミシンはこの商品と同価格帯ぐらいのものなのですが、
ぺらっとした薄いナイロンビニールのカバーを被せるだけでした。
使ってるうちに段々破れてきたりして貧乏くさい感じが切なかった。(ノ∀`)
そして、このミシン。なんとっ!オプションでスキンが変更できるんです。
つまりですね。公式にあるフォームで自分の持ってるミシンの型を選んで、
好きなデザインのステッカーを作ればぴったりサイズのシールが出来るから
それを貼ったらオリジナルのミシンが作れちゃうよっってこと。
ミシンの表面に凹凸が少なく、ほぼ直線のシンプルなデザインにしているのは
もしかしてこの為なのでしょうか。

右の画像は公式のスキンデザイン画面を私が適当に触ってみて
スクリーンショットを撮ってきたものです。
言語が日本語じゃないので感覚で公式で用意されてるデザインを
なんとなーく選んだだけです。
実際に作るとなると言語の壁で難易度は高いかもしれませんが、
私はこういう遊び心好きです。

元から用意されているテンプレートデザインもなかなかおされなのが多く、
恐らくだけど自作の画像も使えるんだと思う。
(そこまで詳しく触らなかったのでごめんなさい)

真っ赤な薔薇で埋め尽くされたミシンとか、
痛車、痛PCならぬ、痛ミシンも作れちゃう時代がきたんですねw

フットペダルの下はこうなってます。
コードを巻きつけて収納できるようになってるんですね。
これ細かいところだけどすごい便利。
コードってまとめたりするのが意外と面倒なんですよね。
でもこれだとスッキリします。

うちのミシンは手元スイッチ&コード巻取り収納なのでわかりません。
ロックミシンはフットペダルですが、毎回コードを巻いて収納するのが面倒ではあります。
他の足踏みタイプのミシンってどうなってるんでしょう。他もこうなのかな?
糸通しもついてます。針に糸を通すのが苦手な方は、
これがあると断然楽ちんかも。
ちなみに私のミシンの糸通しは壊れていますし、元々使わない派(;´∀`)

ライトは蛍光灯。LEDじゃないのはちょっと残念ですが、
ライトの交換は正規代理店でやってくれるようです。
そして私のミシンのライトはLEDですがこれまた壊れています(ノ∀`)テヘ
手元を明るくするためにわざわざデスクライトを持ってきて作業していましたが
さすがに新品は明るい!w
手元が明るいのって普通のことだけどとっても大切(`・ω・´)

もちろん返し縫いボタンもついてます。
自動で3mm返し縫いしてくれますが、押し続ければその間返し縫いします。
そして針の位置。
これもボタン操作で簡単に左右にずらすことが出来ます。
1mmで端ミシンかけたいってときも位置の変更ボタン操作で済むので手軽です。
糸切り部分。縫い終わったらくるっと引っ掛けて、
下糸と上糸を切れます。
ここら辺は日本のミシンにもありますね。
こういう細かい所のデザインが、ここに限らず
ボビン立てとかスイッチ部分も本体と馴染むように作られていて、
誤動作しないような位置にあったりと工夫がされてます。
印象的にはシンプルでシャレオツなミシンという感じ。
コンピュータミシンも初体験ですが、垂直釜も初体験です。
ここが垂直であることでデザインがコンパクトなんですかね?
下糸の扱いとか嵌め込み方は水平釜と変わりません。
ボビンをパチンと音がするまで嵌めるだけ。

確認ばかりしていても衣装は一向に出来ないのでとりあえず縫ってみました。
いきなりですが予め、裁断、しつけ、ロックミシンは済んでおります。

糸のテンションも通常の生地を縫うのでしたら初期設定でOK。
上糸通しも日本のものよりむしろ手順は少ない感じ。
難しくはありません。

恐る恐るペダルを踏んでみると縫い始めはとても静かです。え?縫えてるの?ぐらい。
コンパクトだからもっとうるさいかと思ったけど、自前のものより静かです。
スピードをMAXまで上げるとそれなりにミュイィィィイ!とか言いますが、許容範囲。
マンションとかで衣装作りは主に夜って人でも隣室までは聞こえないと思いますよ。

縫い目も一定で綺麗な仕上がり。
微妙に曲がってるのは私のせいです(;´д`)ゞ
縫い目が一定じゃないミシンってなんなのよってのもありますが・・・
使用生地はコスプレイヤー御用達のポリエステルツイルです。
作業テーブルを取り付けると、とても広くなって布滑りもいいので快適です。
縫うスピードの細かい設定は、フットペダルで調整できるので問題なし。
当然踏み込めば早くなります。
M1/2というボタンを押すと、スピードが半分に落とせます。
細かいところやカーブを縫うときはフットペダルも低速にしますが、
さらにこれを押せばもっとゆっくりになります。

さすがコンピュータミシン。
縫い終わると針は自動で上がって止まります。
電子ミシンだと縫い終わったところで針が止まるので、
毎回止まるところはバラバラなのを手回しで微調整するわけですが、
ボタンを押すだけで針を上で止めるか下で止めるかを変更できます。(初期設定は上)
直角に縫うところや針を上げたくないときは下にして
毎回手回しで調整しなくても針を落としたままにできるということですね。

ボビンの糸巻きもすごい静かです。右の画像は糸巻き部分。
私が通常使ってるミシンはジャガーなんですが、
今まで使ってて糸を巻いてたボビンもあるのに
下糸改めて巻くのも勿体無いなーと思って
試しにボビンを流用してみたところ使えました。
動作も問題なかったので専用じゃなくても大丈夫みたい。

※公式には純正品での動作のみ保障していると思いますので、
故障などが心配な場合は使わない方がいいのかな・・・。
試す場合は自己責任でお願いします。

しつけをしたところをひたすら縫い合わせ、
裏から縫い代を割ってアイロンで押さえる。
その作業を繰り返して徐々に完成に近づいていきます。


この作業ってば、夏にやるとアイロンの熱と、衣装製作のテンション熱と、
ミシンのモーターの持つ熱と、室温の暑さで時々気ムキャー!っとなる作業ですよね。
・・・あれ?私だけ?

まぁでもこの作業をちゃんとやっとかないと仕上がりに影響が出るので
面倒でも手順は省かないことをお勧めいたします(;´∀`)
今回の衣装はボタンホールを作る必要があるのでやってみます。

全く同じ型紙の色違いの衣装を以前に作っているのですが、
前の衣装のボタンホール製作の際、

-----------表地のポリエステルツイル-----------
--------------挟み込んだ裏地--------------
-------------------芯地-------------------

--------見返し部分のポリエステルツイル-------



という厚さの壁に阻まれ同じところを縫うばかりで、
生地は痛むわ、結局ミシンでは開けられないわで散々な目にあったあげく、
泣く泣くスナップボタンで前を留める作りにしたという思い出があります。

押さえの先が三つ又?になってるのがボタンホール押さえです。
押さえ金の交換も押さえ金のレバーを上げて、
後ろのボタンをぽちっと押すと留め金がぽろんと取れるので
違う押さえ金をセットしてレバーを下ろすだけ。

裏地、芯地、前見返し、前身頃という4枚の壁を乗り越え、
無事にというか、厚みを感じさせない静けさで縫い進めております。

うちの子(ミシン)が、
「今・・・っ!ボタンホール縫ってるぜ!・・・無理だったぜ・・・!(; ・`д・´)」という感じなら、
このミシンは
「あ、ボタンホール縫ってたんだ〜 ごめーん気がつかなかった〜(゚∀゚)」という具合です。
なかなかやりおる。
ボタンホール デキタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!
仕上がりも綺麗です。
後は縫い目の間にボタンを通す穴をリッパーで開け、
リッパーで切ったところにほつれ留めをぬりぬりすれば、
ボタンホールの完成であります。

私の持っているボタンホール押さえとは違い、
このミシンには目盛りで計って・・・という手順がありません。
画像の番号の手順毎にリターンボタンを押すだけ。
1を縫ったらボタンを押す→2を縫ったらボタンを押す。って具合。
最後は自動で縫い止め処理をして止まります。
予め、生地にボタンホール分のしるしをつけるだけで
ダーッと縫い進められますので、縫いすぎ注意w
縫ったところを全部解くのが大変です。何度もやり直すと生地も痛んじゃうしね( ´・ω・`)
袖、裾、端ミシンをかけ、ボタンをつければ完成です。
仕上げのアイロンをかけてトルソーに着せてみました。
正面、横、後ろからの写真です。
実際着る時は、上に白衣を着るので必要ないのですが、
写真はワンピースだけなので、中にパニエを履かせています。

私のダイアナ衣装は、着たときに清楚に可憐に見えるようにという
期待と願いを込めてAラインにしておりますw
効果が出てるかどうかはさておきなー(゚∀゚)

白衣も作ったのですが、一部人に手伝ってもらったところがあるので
製作レポには載せませんでした。白衣を着た状態の写真はBlogに載せてます。
全部着た状態の写真はまた後日掲載しますね。
以上。BERNINAミシン使用レポでした。
総合的に評価すると、私は好きです。過去使ってきたミシンのどれよりも使いやすかった。
私の衣装製作環境にも合います。
★狭い部屋だし大きいミシンは邪魔だからコンパクトな方がいい。
★夜も出来たらちょっと使いたいので音は静かな方がいい。
★厚い生地もちゃんと縫えないと困る!
★縫い目のバリエーションもそこそこ欲しい。
私の要望は満たしてくれています。
後日、出来たら合皮や特殊な生地での縫い合わせのテストもしてみたいな。
おいくら万円なのか分からないんですが、私の所持しているミシンと同価格のもの・・・と聞いてます。
性能差で比較するなら、前から知っていたら私はこのミシンを選んだと思う・・・というぐらいには気に入りました。
使っているミシンが動かなくなっちゃったら、前向きに購入を検討したいなっと思えるミシンでした。
私の説明でうまく伝わらないかもしれないけど、素人でもミシンがあればこれぐらいのことはやれるんだな〜っと思って頂ければ幸いです。
長々とここまでお付き合い頂いてありがとうございます。お疲れ様でしたっ(・∀・)/~~

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